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絵本と子育て事業講演会「絵本でつながる絵本で広がる~制作秘話から子育て、ワークショップまで~」開催しました!

  • 掲載日:2025年2月15日

「絵本と子育て事業(ブックスタート)」は、平成15年度から始まりました。この事業では、子どもと保護者が絵本を通じて心の触れ合いを感じ、一緒に過ごす時間の楽しさや大切さなどを知っていただくことを目的にしています。図書館のご案内とともに、3から4ヶ月児へ絵本とおすすめえほんのリストをお渡しし、読み聞かせの実演やアドバイスなどを行っています。
今回の講演会では、 絵本作家のスギヤマカナヨさんに絵本とともに過ごす親子の時間の大切さや、読み聞かせの楽しさについてお話しいただきました。

🔍絵本と子育て事業って?
🔍講演会のポスターはこちら(PDF:195KB)
🔗NPOブックスタートホームページで紹介されました!「[東京都西東京市]20周年で「二十歳のつどいコラボ」」

開催日

2025年2月15日(土曜日)

会場

西東京市谷戸公民館 視聴覚室
 

講師

スギヤマカナヨ先生(絵本作家)

📚主な作品
『ぼうけんしよう!』偕成社、2024年6月
『みんなであいうえお』あすなろ書房、2024年6月
『ともだち』あすなろ書房、2024年10月
『みんなでオノマトペ 』あすなろ書房、2024年11月 など
 

全ての子どもをとりこぼさないために。

子育て中の保護者の方や、子どもの読書に関わる方にお集まりいただき、絵本と子育てについての講演会を開催しました。今回講師に迎えたのは、赤ちゃんと保護者のコミュニケーションを後押しするような、数々の絵本を執筆されているスギヤマカナヨさん。先生が絵本作家になるまでのお話や、ご自身の子育てについて、そして一つひとつの作品にどんな思いが込められているのかなど、たくさんのお話を聞かせてくださいました。

スギヤマカナヨ先生

講演会の会場の様子

「言葉」でコミュニケーションをとる私たちは、まだアウトプットができない子どもたちに伝わっているのか不安になることもあると思います。
そんな不安や苦手を取り除くような、親子の「コミュニケーションツール」となる先生の絵本をたくさんご紹介いただきました。
「アウトプットができないだけで、確実に子どもに伝わっている」という先生の言葉や、子どもだけでなくお母さんやお父さんも優しく包みこむ作品の数々に、励まされた方も多いのではないでしょうか。

絵本の執筆にとどまらず、図書館や図書館等でワークショップも実施されるなど、子どもと絵本をつなぐ活動を精力的に行われている先生。
たくさんの子どもたちと関わってきたご経験が、「すべての子どもをとりこぼさない」作品に活かされています。

スギヤマカナヨ先生の読み聞かせの様子

先生の読み聞かせの様子2

実際に読み聞かせを実演してくださいました。
心にしみ込んでくるようなお話に、涙を浮かべる方もいらっしゃいました。

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参加者の感想

  • スギヤマカナヨ先生の絵本は存じておりましたが、先生の生い立ち、ご家族との繋がりなどがベースになって、沢山の素敵な絵本が生まれているのだと思いました。このような機会をいただき感謝しております。生かしていきたいと思います。
  • 自分の子ども時代のことと重なって所々、涙があふれてきながら、とても興味深く聞かせていただきました。絵本は一冊一冊が子どもとの大切な思い出になるので、作家の方や、絵本作って届けて下さるみなさまにも感謝です。
  • たくさんの絵本を紹介していただいて、自分の子どもにも読んであげたいと思いました。子どもとのコミュニケーションを絵本を通して大切にしていきたいです。
  • 笑いあり、涙が出そうなときもあり、とても楽しく勉強になりました。子育て、つらいときも多いのですが、先生のお話にエールをいただきました。本当にありがとうございました。

ご紹介いただいた資料一覧

📝紹介資料リスト(PDF:329KB)

🔗アドバイスブックレット「赤ちゃんといっしょにはじめまして絵本」
 

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