センベノ-聞いてさわって親子で楽しむモンゴル文化体験-を開催しました
- 多文化イベント
- 掲載日2025年3月28日
モンゴルの文化を身近に体験できるイベントを開催しました!
3月9日に谷戸公民館で実施したイベントは、『サインバイノー(こんにちは)!』のあいさつで始まりました。
イベントの様子
図書館では、多言語の絵本を紹介するおはなし会「いろいろなことばでたのしむおはなし会」を実施しています。
今回は、モンゴルの家族の交流や居場所づくりをしている団体AriCo(アリコ)さんにご協力いただいて、モンゴルの言葉や文化を遊びながら紹介する親子向けイベント「センベノ-聞いてさわって親子で楽しむモンゴル文化体験-」を開催しました。
まず、会場に小さいサイズのモンゴルの移動式住居『ゲル』を建てて、参加者をお迎えしました。
続いて、モンゴルに関する国や言葉のクイズを参加者と一緒にしたり、手遊び『チギチー ンチネー ビシェー』を紹介してもらいました。
Alicoさんで活動している子ども達にも協力してもらいながら、楽しく遊びました。
モンゴルのお正月は、旧正月(2025年は3月1日から3日)にお祝いするというお話がありました。
この旧正月では、家族や親せきなどが集まって、ごちそうを囲みながら春を迎えることを喜ぶのだそうです。
さらに、図書館に所蔵している紙芝居『やまんば』を日本語とモンゴル語で交互に紹介してもらいました。
少し怖い内容のお話を、2つの言葉で聞くことができ、参加した人は耳を傾けて真剣に聞いていました。
さらに、Alicoの子どもたちによる踊りと、馬頭琴の演奏が披露されました。
モンゴルの衣装を着て一生懸命に踊る子ども達が「とてもかわいかった」という参加者の声がありました。
馬頭琴の演奏は、演奏者として活動されている方が来てくださいました。弦が二本だけとは思えない豊かな表現力に、会場では拍手喝采でした。
会場では、モンゴルに関連する本や絵本を紹介し、イベント終了後も谷戸図書館で図書の展示をしました。
盛りだくさんの1時間もあっという間に終わりましたが、終了後もゲルを自由に触ったり、中に入ったりできる体験をしてもらいました。
初めて入るゲルで「おうちごっこ」をして楽しむお子さんもいらっしゃいました。
参加された方のアンケートには、
「子どもにとって新鮮な驚きを覚えたようです」
「馬頭琴のほんとうに馬が走っているような演奏に驚きました」
「とても勉強になった。モンゴルについての本を借りてみようと思います」 など感想をいただきました。
図書館では、今後も多言語や多文化をご紹介する事業の実施や、関連した蔵書の紹介をしてまいります。