図書館講演会「地形と地図を読むーハザードマップへの応用ー」を開催しました
- 一般向けイベント
- 掲載日2024年12月24日
「地形と地図を読むーハザードマップへの応用ー」について学びました
開催日
12月14日(土曜日)
午後2時から4時まで
開催場所
田無公民館 視聴覚室
講演会の様子
田無市史編纂の際に気候調査を行った大正大学名誉教授・原芳生先生に講師を務めていただきました。
自然地理学の定義から始まり、西東京市の事例を踏まえ地形や地図を読み取る際にはどういったポイントに注目するかを解説いただきながら、その知識を身近な地図「ハザードマップ」を確認するときにどのように活かしていくべきかなどをお話しいただきました。
様々な地図資料を用いて実際の西東京市の状況を知るためには、どういったポイントを押さえておくべきか説明いただきました。
地図の情報は時代によって差異があり、昔の地図と照らし合わせることで新しい発見があることや、等高線が用いられた立体の地図・地形図を見ることにより、水が溜まりやすい場所を知ることができることを学びました。
会場内には西東京市で所蔵している様々な地図や写真、原先生が提供してくださった資料などを展示し、参加した方々に自由にご覧いただきました。
参加された方々からは「西東京市の地形がわかり良かった」「ハザードマップの重要性が理解できた」など、有意義な後援会であったという感想も多くいただきました。
テーマごとに西東京市を知ろう
「テーマごとに西東京市を知ろう」というページに、今回の講師である原芳生先生が令和5年度に行った講演会「西東京市の自然地理ー都市水害とヒートアイランドー」についての寄稿文を掲載しています。
また、今回の講演会テーマ「地形と地図を読むーハザードマップへの応用ー」についても、寄稿文をいただきました。
「続・西東京市の自然地理」というタイトルで掲載されておりますので、ぜひご覧ください。