としょかんバックヤードツアーを開催しました!
- こども向けイベント
- 掲載日2024年1月12日
図書館のうらがわをのぞいてみよう!
2023年12月26日に中央図書館で、12月27日に谷戸図書館でとしょかんバックヤードツアーを開催しました。
中央図書館で小学校1年生から3年生の親子・4組と、小学校4年生から6年生・4名、谷戸図書館では小学校1年生から3年生の親子・6組がツアーに参加してくれました。
バックヤードツアーは、いつもは入ることのない図書館の裏側や、図書館員の仕事を見学するツアーのこと。
いつもは見ることのできない図書館のうらがわに、みんな興味津々。
そんな中央図書館・谷戸図書館のツアーの様子をご報告します。
中央図書館
中央図書館では、武蔵野大学の学生ボランティア3名がガイドさんとして参加してくれました。
地下から2階まで、二つのグループに分かれてまわりました。さあ早速、2階からツアースタートです!
1.2階 地域行政資料室と事務室
昔の地図と今の地図をくらべました。通っている小学校は昔どこにあったのか、みんなで探しました。
教科書も地域資料として集めて保存しています。
2.1階 開架
まずは、ふだんカードの登録をしたり、見つからない本があったりしたときに来るカウンターのうらがわをご案内。
児童コーナーは学生ボランティアのお姉さんたちが案内してくれました。
どこにどんな本があるのか、どんなふうにならんでいるのかよくわかりましたね。
3.地下 書庫と録音室
書庫にある動く本棚を実際に動かしました。
たくさん本が入っているのに、軽々動かせました。
視覚障がいなどで、普通の本を読むことが難しい方のために、声を録音し、専用の機械で聞く「デイジー」を用意しています。
この録音室で図書館がだしている「図書館だより」や、みなさんのお家に届く「西東京市報」などをボランティアの方が録音してくれています。
ツアー終了!
★参加者の感想★
- ふだん見られないような所まで見る事ができて勉強になったし、楽しかったです。またの機会があったら来たいです。
- バックヤードツアーのようなイベント(ふだん見れない場所が見れるようなもの)をもっとしてほしい。
- としょかんはしずかだけどとてもいそがしいことがわかったし、いいたいけんができた。
★参加してくれた学生ボランティアの感想★
- 子どもたちはもちろん、保護者の方も非常に興味を持って回っている姿が印象的でした。ボランティアをしながら、私自身も楽しんで図書館を回ることができました。
- 授業で図書館について学ぶことは多かったですが、実際に図書館の裏側を見る機会はほとんどなかったので、とても充実した経験になりました。想像していたよりもずっと多くの活動や蔵書について知ることができ、とても楽しかったです。
- 教科書や大学の講義で図書館の施設やサービスについて学ぶことはありましたが、実際に図書館内を回ることで、そのサービスについても深く理解ができたように感じます。また、本来は子どもたちに案内する立場でありながら、自分も説明を聞いて、勉強になる部分が多く、貴重な体験をさせていただきました。
谷戸図書館
いつもの図書館を働く人の目で見て、新しい発見をしてもらえるよう、5つのツアーに参加してもらいました。
1.カウンターのツアー
本のかり方や返し方など図書館の使い方についてご案内したら、本をかえす作業を体験してもらいました。
2.本をさがすツアー
本のならび方を学んだら、じっさいに本を探しに行ってもらいました。みんな見つけられたかな。
3.ハンディキャップ資料のツアー
デイジーのほかに、字が大きな「大活字本」や、パソコンを使って絵と文字をいっしょに見ることができる「マルチメディアデイジー」など、すべての人に読書を楽しんでもらうために、いろいろな形の本を用意していることを知ってもらいました。
4.書庫のツアー
谷戸図書館ではとくに子どもの本をたくさん集めています。
もう買えなくなった本や、子どもの本の研究書などに、特別な番号をつけて、書庫においています。
本棚は中央図書館と同じで動かせるようになっているので、じっさいに動かしてもらいました。
5.おはなし会のツアー
最後に、おはなし会に参加してもらい、よみきかせや手あそびをいっしょに楽しみました。
ツアー終了!
★参加者の感想★
- やととしょかんのことをしることができた。
- グループに分けて丁寧に説明していただき、大人の私の方が楽しんでしまいました。
- 普段は入れない場所や図書館の方でないとできないお仕事を体験させてもらえて、子どもも興味津々。冬休みの素敵な思い出ができました。
- 今まで知らなかったことに感動!職員さんの苦労が伝わりました。今まで何気なく借りていた本も次回からは本日のことが浮かび、借りる時の感謝の気持ちも共に借りることと思います。ありがとうございました。