絵本と子育て事業20周年記念講演会を開催しました!

  • 一般向けイベント
  • 掲載日2024年2月1日

「絵本と子育て事業(ブックスタート)」は、平成15年度から始まりました。この事業では、子どもと保護者が絵本を通じて心の触れ合いを感じ、一緒に過ごす時間の楽しさや大切さなどを知っていただくことを目的にしています。図書館のご案内とともに、3から4ヶ月児へ絵本とおすすめえほんのリストをお渡しし、読み聞かせの実演やアドバイスなどを行っています。事業開始20周年を迎える今年度、待ちよみ絵本講師・内田早苗先生を講師にお招きし、記念講演会を実施しました。

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開催日

2024年1月20日(土曜日)

会場

西東京市田無公民館 視聴覚室

 

子どもを信じて「待ちよみ」を。

子育て中の保護者の方や、子育て支援に関わる方にお集まりいただき、絵本をつかった子育てについての講演会を開催しました。今回講師に迎えたのは、「まちよみ・またよみ-絵本を使った子育てのすすめ-」の著者で、待ちよみ絵本講師として、自治体や幼稚園・保育園の教職員研修等で講演をされていらっしゃる内田早苗さん。先生の優しく、ハッキリわかりやすく、そして何より楽しいお話に、終始和気あいあいと進んでいきました。

内田早苗先生

講演会の様子

インターネットが普及し、SNSからもたくさんの情報が手に入れられるようになった昨今、絵本のよみきかせに不安やプレッシャーを抱える方もいらっしゃると思います。
先生のお話は、そんな不安やプレッシャーを取り去って、気持ちをあたたかく、そして軽くしてくれるようなお話でした。
大切なのは、たくさん読んであげることでも、毎日読んであげることでもなく、「子どもの望みをかなえてあげる」こと。
子どもの「したい」に応え、あとは信じて待ってあげる、それが「待ちよみ」です。
大人である私たちはつい先回りしてしまいますが、子どもに寄り添い「待ちよみ」をすることの大切さと楽しさを知ることができました。

読み聞かせ中の内田早苗さん
実際に読み聞かせを実演してくださいました。
会場に来てくれていた子どもたちも読み聞かせを楽しんでいました。

 

参加者の感想

  • 今までいくつかの絵本読み聞かせの講演会に参加したのですが、「お…おぉ…」と圧倒されるものが多く。内田さんのお話でホッとしました。「なるほど」という発見もあり、とても楽しい時間でした。ありがとうございました。
  • 「待ちよみ」という言葉を初めて聞きました。たいへん勉強になりました。テンポの良い語りで楽しい講演でした。90分があっという間でした。内田先生の本を読んでみます。
  • 読むだけで子どもののぞみを叶えてあげられる、それが絵本というのがすごい印象的でした。なんとなくよさそう、の理由が分かりやすく教えていただけて良かったです。「子どもの感じ方を尊重」は気をつけようと思いました。(ついコントロールしてしまいそう)
  • おもしろかったです。「本」と「生きる力」がつながっていることが目からウロコの話でした。望みが叶うことのくり返しが、今後の力に変わること、大切だと感じました。

はっぱのラインはっぱのライン

当日会場では、「二十歳のつどい」に出席されたみなさんへ行ったアンケート結果を掲示しました。
今年二十歳を迎えたみなさんは、絵本と子育て事業として初めて絵本をお渡しした、あの頃の赤ちゃんたち。
当時『いないいないばあ』と『くだもの』の2冊をお渡しました。
そこで、「この本よんだ?おぼえてる?」と題し、どちらの絵本を覚えているか、アンケートをとりました。

アンケートパネル

アンケートに回答してくださったみなさんからは、「まだお家にとってある」「なつかしい」などの声がよせられ、絵本と子どもの成長が密接にかかわっていることを再認識できるアンケートになりました。
このアンケート結果と当時配布した絵本、そして講演会で先生にご紹介いただいた本は、2月2日(金曜日)から中央図書館で展示いたします。
この展示は市内全図書館を巡回する予定です。